自分の経験に価値がない?専門家の「当たり前」をコンテンツに変える方法

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「自分が知っていることは、ほかの人も知っているはず」。長く現場で仕事をしているほど、そう感じやすくなります。

しかし、お客様が相談に来るのは、自分だけでは状況を整理したり、次に何をすべきか判断したりできないからです。

専門家にとって当たり前になった判断こそ、相手にとって価値になる可能性があります。

今回の動画では、Podcast「Beyond Solo」第439回と同じテーマで、経験の中にある判断を見つけ、それを発信や教材へ変える考え方をお話ししました。

この記事では、実際に取り組める形でポイントを整理します。

価値があるのは知識だけでなく、判断に至る過程

知識を並べるだけなら、検索やAIでも一定の答えは得られます。

専門家の強みは、相手の状況を見て「何を確認し、何を優先し、何を今はやらないか」を決められることです。

たとえば「なかなか痩せない」という相談に、すぐ運動を勧めるとは限りません。

食事や生活の状況を確かめ、どこから始めるのが適切かを考えます。

同じ知識を持っていても、この順番を決めるには経験が要ります。

経験をコンテンツにするときは、答えだけでなく「なぜその答えにしたのか」を言葉にすることが大切です。

経験を言語化する3つの手順

1. 直近の相談を一つ思い出す

最近、お客様から何を聞かれたでしょうか。相手は何に困り、それまで何を試していましたか。

まずは一つの具体的な場面を選びます。

これまで学んだことをすべて棚卸しする必要はありません。

2. 自分が確認したことと、判断の理由を書き出す

最初にどんな質問をし、何を見て、どの選択肢を外したでしょうか。「こちらから始めましょう」と伝えたなら、その理由も書きます。

無意識の判断を順番に並べると、自分の専門性が相手をどう助けたのかが見えてきます。

3. 繰り返し聞かれるテーマを探す

同じ質問に何度も答えているなら、ほかにもその説明を必要とする人がいるかもしれません。

僕は、同じ説明を3回したことを、教材や講座にできる可能性を考える目安にしています。

必ず商品になるという意味ではなく、まずは再利用できる形を考えるきっかけです。

まずは小さく再利用できる形にする

見つけた判断を、いきなり大きな講座にする必要はありません。一つの質問への回答を記事や短い動画、資料にまとめることから始められます。

お客様に毎回同じ説明をしている部分を整理すれば、次の相談でも使えますし、自分が何を支援できる専門家なのかも伝わりやすくなります。

最初の一歩として、今日「最近、誰に何を教えたか」を一つ書き出してみてください。

そして、出した答えだけでなく、「なぜそう答えたか」を振り返ってみましょう。

そこに、まだ自分では気づいていない経験の価値があるかもしれません。

Podcast「Beyond Solo」第439回を聴く

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About me

森部高史|専門家ビジネスの再設計

株式会社Pono Life代表。元英語教師。

渡米後はアスレティックトレーナーとして活動し、帰国後に独立。

現在は、専門性を持つひとり事業主に向けて、経験を商品やコンテンツに変える方法と「自分軸経営」を伝える。

このブログでは、発信・商品づくり・働き方のヒントをお届けします。