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「売上が増えれば、もう少し自由に働ける」。そう思って予約を増やしたのに、休みたい日に休めない。そんな状態になっていないでしょうか。
売上が増えたことは成果です。でも、予約が埋まるほど自分の時間がなくなる仕事なら、売上だけで「うまくいっている」とは言い切れません。今回の動画では、売上と自由度を別々に見て、何を基準に働き方を選ぶかについてお話ししました。
予定が空くと「仕事をしていない自分は大丈夫だろうか」と不安になることがあります。周りが忙しそうに見えるほど、予定表の空白を埋めたくなる。でも、その予定は自分が進みたい方向のために入れたものでしょうか。
僕はアメリカの現場でトレーナーとして働き、日本に戻ってから一人でサービスを提供してきました。お客様が増えると売上は伸びます。同時に、その時間は予約で埋まり、自由に使える時間は減っていきました。
忙しい時期そのものが悪いわけではありません。見たいのは、目的があって自分で選んだ忙しさか、不安を消すために選ばされている忙しさか。同じ満員の予定表でも、ここには大きな違いがあります。
一対一のサービスでは、予約を増やせば売上を伸ばせます。ただ、予約の時間は自分の予定から動かせなくなります。売上だけを見ていると順調でも、家族と過ごす日や、学ぶ時間、新しい提供方法を考える時間を選べなくなることがあるんです。
最初は生活のために売上を優先する時期もあります。けれど、それが唯一の成功の基準になったままでは、売上が落ちる怖さから、さらに予定を埋めたくなる。忙しさを解消したくて始めた仕事が、次の忙しさを生む構造です。
僕が考える自由は、何でも好き勝手にすることではありません。どんな仕事を受けるか、誰と関わるか、いつ働くか、どう価値を届けるかを選べることです。売上とこの選択肢は、同じ数字では測れません。
自分軸という言葉は、気分だけで仕事を決める意味ではありません。動画では、次の三つを重ねて考えることをお話ししました。
たとえば新しい予約の相談が来たとき、売上になるかだけで決めると、守りたい時間を削るかもしれません。反対に、働く時間だけを減らしても、お客様への責任や生活の条件を満たせなければ続きません。三つが重なる範囲を広げるために、商品や提供方法を見直します。
予定を減らして生まれた時間を、また別の予約で埋める。その繰り返しでは構造は変わりません。僕は動画の中で、一対一の枠を少しずつ見直しながら、教材や動画など、自分がその場にいない時間にも経験を届ける方法を考えたことをお話ししました。目先の売上だけでは判断しにくい選択ですが、将来の選択肢をつくるための時間です。
まず、来週の予定表を開いてみてください。お客様との時間に加えて、休む時間、家族のための時間、学ぶ時間、今後の仕事を考える時間がどこにあるかを見ます。
理想の一週間と今の一週間に差があっても、すぐに全部変える必要はありません。その差から、自分で選べる時間を一つ増やすには、何を残し、何を変えるかを決めてみてください。予約枠を一つ見直す、繰り返し説明している内容を教材にまとめるなど、小さな判断から始められます。
売上をつくることも、生活を守ることも大事です。だからこそ僕は、仕事を人生に合わせて設計したい。あなたにとっての成功を、売上に加えて「何を選べるようになったか」でも確かめてみてください。
このテーマをこれからも考えていきたい方は、YouTubeチャンネルに登録して、次の動画もご覧ください。
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About me

森部高史|専門家ビジネスの再設計
株式会社Pono Life代表。元英語教師。
渡米後はアスレティックトレーナーとして活動し、帰国後に独立。
現在は、専門性を持つひとり事業主に向けて、経験を商品やコンテンツに変える方法と「自分軸経営」を伝える。
このブログでは、発信・商品づくり・働き方のヒントをお届けします。
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